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手汗の増える病気と緊張

SS041_L手汗が異常に多い場合、病気が隠れている可能性もあるので注意しましょう。

手のひらだけに大量の汗をかく場合、局所性多汗症の可能性があります。この症状はある時から急に手汗の量が増えたのではなく、昔から多い傾向にあるということです。緊張したり驚いたりした時は手にかく汗が増えることもあります。これはどんな人にも起こることですし、気持ちが落ち着けば自然に汗は引いていくことが多いでしょう。しかし、多汗症の場合はリラックスしていても汗をかいてしまいますし、緊張するとさらに汗が酷くなってしまうという特徴があります。

多汗症の発汗量は人によって異なっており、手の平が湿る程度の人もいますし、水滴が滴り落ちるほど重い人もいます。原因についてはまだよく分かっていないのですが、交感神経の反応が強くなりすぎていることが原因なのではないかと言われています。

また、手だけではなく全身の汗が多い場合、糖尿病や自律神経失調症などの病期が原因となっていることもあります。その場合はある時から急に汗の量が増えるとされています。緊張や興奮をすると汗の量が増えるのですが、これは精神性発汗と呼ばれる汗であり、手のひらや足の裏などにかく汗が増えるということです。

自律神経には活動している時に優位になる交感神経と、リラックスしている時に優位になる副交感神経の2つがあり、それぞれが別の役割を担っているため、バランス良く働くことで体を調整しているのです。交感神経は緊張や興奮などによって刺激されてしまうため、手汗を気にするとさらに汗が増えてしまうこともあります。

手汗を抑えるためには交感神経の働きを抑制することが大切であり、汗をかいてもあまり気にしないようにすると良いでしょう。また、手汗をかきたくないと考えて水分の摂取を控えている人もいるかもしれません。しかし、水分の摂取を控えても意味はありませんし、汗には体温を下げるという役割があるため、水分を控えすぎると脱水症状を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。