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2008/05/02(金)

カテゴリ『漫画』

ゴールデンウィークなのでまとめ読み

せっかくのゴールデンな休みなのに
奥歯が痛くて身動き取れないので
まとめて本を読んでいました。

一応ネタばれあり、と言っておきますが
物語の核心に触れる部分には触れないでおきます。
楽しさ半減してしまいますからね。
あくまでまだ未読の方にも啓蒙出来る程度にとどめます。


◆お品書き◆

 イラスト集
   ・堀部秀郎:ART WORKS②「Colors」
 小説
   ・細江ひろみ:ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
   ・賀東招二:フルメタルパニック!「せまるニック・オブ・タイム」
   ・ろくごまるに:封仙娘娘追宝録 10 「天を決する大団円(上)」
 マンガ
  ・関崎俊三:ああ探偵事務所14
  ・甲斐谷忍:霊能力者 小田霧響子の嘘①
  ・岡崎圭:十字架の魔術師1


ではでは、折り返しから感想行きます。
ちなみに画質が悪いのは秋月の腕の問題です。
(というか腕以前のレベルですが。)


■堀部秀郎:ART WORKS②「Colors」■
堀部秀郎:ART WORKS②「Colors」


書店で見かけてびっくり。
背筋に冷たい汗が流れました。
だって堀部先生は既に鬼籍に・・・。
何で新刊が・・・!?
しかし訓練とは凄いもので、パニくるより早く、
普段の秋月を俯瞰している観察者の秋月が、
動揺回路を切ってくれたので幾つかの仮説がすぐに立ちました。
って大袈裟な事を脳内でやっていました。(←すでにパニくってる。)
うん。普通に考えて遺作?
遺作でした。
過去の様々な作品を会社を超えて集めたようです。
表紙が結構えちかったのですが迷わず購入。
(そして実際に中には女性の下着姿のイラストが多いのですが、
 ただこれは、えちぃというよりは綺麗、という感じです。)
まさか、堀部先生のイラストをこれ以上拝見出来るとは思って
いなかったので素直な感想は『嬉しい』でした。
これから何度も何度も絵を観る事になると思います。
堀部先生の作品をまとめて出版された方々へ感謝と
先生への追悼の意をここに表します。
素晴らしい作品です。ありがとうございます。


■細江ひろみ:ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード■
細江ひろみ:ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード

こちらは一週目クリアしたワイルドアームズ5の小説版です。
始めはレベッカの口調に違和感を感じていましたが、すぐに慣れました。
(文体の『お行儀のよさ』が苦手な人がいるかもしれません。
 購入希望の方は、もし可能なら少し立ち読みされる事をお勧めします。)

内容はというと、期待通りというか、期待以上に、
ゲームでは多くは説明されていなかった部分が
しっかりと説明されていて嬉しかったです。
例えばフォーカードの説明。
これはネタばれにならないと思うので書きますが、
武力が優れた四人がフォーカードなのではなく、
ベルーニの各分野でのトップがフォーカードだったんですね。
戦闘力ではなく職位。
ただレベッカが言っていますが、精神力が大きく戦闘力に反映されるベルーニは
各分野の権威がそのまま武力においても秀でている、と。納得です。
まず作家さんが、作品世界を十分に理解して咀嚼されているのは間違いないです。
ゲーム原作ファンの人も納得の内容だと思います。
面白かったです。
基本はゲームのトレースなので退屈な部分もありますが、
最後はゲームのラストを思い出してうるっときました。


■賀東招二:フルメタルパニック!「せまるニック・オブ・タイム」■
賀東招二:フルメタルパニック!「せまるニック・オブ・タイム」

ラス前という事で、伏線回収やら、伏線設置やら、
「えぇっ!嘘!?」って展開やら「そ、それは年齢層的に大丈夫なの!?」
ってちょっと大人で工口スな展開やらで、色んな意味で物語がkskして
wktkするなんて書いている秋月は中二病(?)です。
って脱線しますが、この言い回しはまっとうな中ニの人に失礼ですよね?
って本当に脱線するのでもう止めにしますが、
作者さんいわく「ラストに来たのでなのでもうとにかく読んで下さいとしか」
言えない状態です。内容について書くとネタバレになりますしね。
本も分厚く、424ページ。表紙のテッサ兄はクルツにしか見えません。
流石にここまで来ると宗介が精神的にかなり成長しています。
ただ今回の巻では宗介の活躍がほとんど見られなかったので、
とにかく次巻では暴れ回ってくれる事を期待します。


■ろくごまるに:封仙娘娘追宝録 10 「天を決する大団円(上)」■
ろくごまるに:封仙娘娘追宝録 10 「天を決する大団円(上)
こちらもラス前。
とくに色々と複雑な事になっている封仙娘娘ですが
伏線回収出来るのか?という心配はやっぱり無用のようで
後付けとかではなくてきっと初めからプロットを練られていたんだな、
と感じさせられる完成具合です。そんな事を考えるのは失礼ですが。
ところが全ての伏線を回収して収束していくのかと思えば、
師匠が謎の行動に出ます。全然先が読めません。
ちなみに今巻の密かな楽しみどころは
流麗のいぢわるな一言がきっかけでわたわたする恵潤です!(力説)
恵潤可愛いよ恵潤。
次が最後となると今度は早く出て欲しいような
出て欲しくないような微妙な気分です。
理想としてはスレイヤーズみたいに、本編は完結して
外伝は出続ける、というのが素晴らしいでしょうか。
・・・封仙が素晴らしすぎて次回作がこれを上回る想像が出来ないです。


■関崎俊三:ああ探偵事務所14■
関崎俊三:ああ探偵事務所14
えぇっと、これもラス前。
本編に関してですが、ラストに向けてある意味、
「ありがち」とも言えるパターンで飛ばしてはいますが、
美麗なイラスト、「ああ探節」ともいえるセリフ回し、
変な人達の登場は相変わらずです。
涼子さんと探偵さんの仲も前進しているようです。
表紙の涼子さんは「暗い」感じですが、
内容は間違いなく楽しめます。
今月(五月)末には最終巻が発売予定との事です。
犯人との決着をどうつけるか、特に精神的な部分を
どう折り合いをつけるかに期待を持っています。


■甲斐谷忍:霊能力者 小田霧響子の嘘①■
甲斐谷忍:霊能力者 小田霧響子の嘘①

AmazonではYJ(ヤンジャン)となっていますが間違いです。
えっと、何故AmazonはBJ作品をYJと誤記するのでしょうか?
ふるぱからのリンクは直しておきます。
さて本編ですが、ありがちな高飛車系のキャラ造詣かと思えば
全然違います!また天才的な探偵が妥協許さぬ神の視点で
真実を暴いていく探偵物とも違う。全然違う。
甲斐谷先生の作品なのでトリック・駆け引き・どんでん返しと
色々楽しめるのですが(それだけでも楽しいのですが)、
一見傍若無人に見える主人公が、ちゃんと人の気持ちを汲んでいます。
表面的な事件を解決する事に腐心するのではなく(というか
主人公の小田桐響子にとってはそのハードルは低い。)、
本質的な心の問題を解決しているのが気持ちいいです。

どうしても探偵物とかは、解決のシーンに慈悲がなく、
容赦の無い解決方法に探偵の自己満足を感じる事があります。
その難しい事件を解いた=俺って凄い、に自分を重ねられたら
いいのですが、なかなかそれも難しいです。
そこに行くと、普通は『謎解き』がお話のゴールになるところを
その『謎解きの向こう側』の人間の部分に向き合っていて、
普通より一段上のゴールが各話に用意されています。脱帽です。
これは面白い。クオリティも凄く高い。
ありがちなようでいて滅多に出会えない良作です。


■岡崎圭:十字架の魔術師1■
岡崎圭:十字架の魔術師1
ちなみに画像は裏表紙のシスターアメリアです。
天野神父が神の力を行使するとするならば、
シスターはまさに天使ですね。
その美しさは芸術!至高の存在です。

ところで本編ですが、ヤンジャン本誌掲載時には
戦闘(除霊)シーンが迫力がない(というか書込みがそもそも薄い・無い)と
思っていたんですがコミックを読むと大幅に改善された気がします。
手元に本誌が無いので確認できないのですが、
相当加筆修正されているのではないでしょうか。
シスターは修正など必要ないほど美しいので問題ないですけどね!

掲載誌が移るようですし、コミックスが綺麗なので
これからはコミックスで追いかけてみようかな(シスターを)と
思っています。


ふー。全部一気に書いたら疲れました。


⇒Amazonへのリンクはこちらからどうぞ。
 【イラスト集】
  ・Colors―堀部秀郎ART WORKS2 (JIVE FAN BOOK SERIES)
 【小説】
  ・ワイルドアームズザフィフスヴァンガード (ファミ通文庫 W 1-4-1 SPECIAL STORY)
  ・せまるニック・オブ・タイム (富士見ファンタジア文庫 92-20 フルメタル・パニック)
  ・天を決する大団円 上 (富士見ファンタジア文庫 51-16 封仙娘娘追宝録 10)
 【コミック】
  ・ああ探偵事務所 14 (ジェッツコミックス)
  ・霊能力者小田霧響子の嘘 1 (ビジネスジャンプコミックス)
  ・十字架の魔術師 1 (ヤングジャンプコミックス)


ふるぱ-しゃるでは(基本的に)Amazonリンクは貼らないのが
ポリシーでしたが(感想に商売っけが入って感想がプラス補正されると嫌なので。)
一部探すのに苦労した物があったので利便性を優先しました。
配送料もったいないので、すぐ書店で見つかる人気作品は本屋さんでどうぞ。


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