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■事件発生■
ある華麗なるOL、Mさんが帰宅しました。
シャワーを浴び、着替えを済ませ、おもむろにリビングに。
首には肌触りの良いタオルをかけ、
手にはミネラルウォーター。
万全です。
向かう先は愛機(デスクトップPC)。
「さぁ、今日もネットの海に潜るワァ~」
細くしなやかな指がPCの先端部分(電源)を押します。
ポチッ。
しばらくして、見慣れた黒い画面から
Windowsの画面に移行するかと思いきや・・・、
"STOP: C0000221 unknown hard error"
Fack●n!
ブルーの画面でしれっとWindowsが起動出来ねー、と
ダメだしをしてきます。ダメなのはお前だー!
SystemやKernelに絡むライブラリが書き換えられそうな時点で
システム保護をしろ!システム参照系は排他しろよ!!
と、Mさんの耳に声が聞こえた気がしましたが気のせいです。
途方にくれたMさんでしたが
翌日、気を取り直してPCを1台買ってきました。
ハードディスクが物理的に壊れたわけではなさそうなので
フォーマットをしてOSを入れなおすのは思い留まったのです。
彼女の望みは、OSが起動しなくなったPCの中の
ハードディスクに保存してあるデータを取り戻すこと。
自作などの経験は皆無のMさんでしたが、
新しいPCを設定し、ネットに繋ぎ、手段を調べるガッツはあります。
■自力でなんとかしたいが不安がある。
あとパーティションって何なのさ。■
心配なのは、作業の過程で誤ってデータを消してしまう事です。
こんな時、今は亡き偉大なる祖父の言葉を思い出します。
祖父「おぉ可愛いMや、よくお聞き。ハードディスクが一つしかない時は
パーティション(論理的な区画)を分けておくのだよ」
M「おじい様のおっしゃる事はさっぱり判らないわ」
祖父「そうかねアバズレ。よくあるだろ、1つのハードディスクにCドライブしか
無ければパーティションは設定されていない。逆にCドライブとDドライブが
存在する場合はパーティションが分けられている事になるよ。」
M「?その場合、2つのハードディスクが繋がっている可能性は?おじい様」
祖父「電源投入直後にBIOSに入って確かめるか、OS起動後にコンパネの
管理ツールのコンピュータの管理から記憶域のディスクの管理を
見れば接続先の物理ドライブ数を確認出来るんだよビッチ。」
M「なお、混乱を招くからここでは、ソフトウェアRAIDや
ハードウェアRAIDに関してはあえてスルーの方向でいきます。」
祖父「誰に言っとるんじゃ?」
■ちょっと解説■
パーティションというハードディスクに対する部屋割りを
事前に行っていたとします。
その場合、OSがインストールされるのはCドライブです。
個人的に集めた画像や、自作の絵、テキストなどのデータは
Dドライブに保存していたとすると、
今回のMさんのようにOSが壊れた場合、
うまくCドライブだけを初期化してOSを入れなおす事が出来れば
Dドライブは以前のままなので再びデータが読めるという訳です。
(厳密に言うとCドライブのOSが壊れていてもOS以外の
データは復旧出来るのですがそれは後述。)
UNKOWN HARD ERROR が表示されてOSが起動しない
イコール、今までのデータが2度と読
み出せない訳ではない、
という事をまず覚えておいて下さい。
(参考:この事例に関する公式の説明)
レジストリやシステムファイルの部分的な復元を行う事で
OSを入れなおさなくてもデータのサルベージは可能ですが
そのスキルがある人はこんなページを読んでいないと思うので
その方法はここでは割愛します。
対象は初心者だけど、ガッツのある人!
万が一、何かあったり徒労に終わっても秋月を恨まない人、限定です。
■本題突入。ではどうするか■
PCを分解してハードディスクを取り出し、
新しく買ったPCに繋げてデータを
読めるようにしましょう!、です。
別に新しくPCを買わなくても、ハードディスクだけ買って
それをOSが故障したハードディスクと入れ替えてから
そこにOSをインストールする、という方法でも当然O.K.です。
ぶ、分解!?マジですか?
分解の際に金属で怪我をしないように気をつけさえすれば
別にどうという事はありません。
どうせ1度は諦めたデータのはずです。
うまく逝けばめっけものでしょう。
以下、追記でハードディスクの分解までを
写真突きで紹介します。
データの復元に関する記事は後日アップします。
今回のケースはデスクトップPCの故障と過程。
ノートPCの場合はハードディスクの取出しが
凄く簡単な場合と、ぶっちゃけ素人には無理な場合があります。
なお、当然これから紹介する写真、ネジの位置は一例です。
物によってはネジの位置や取り外し方が異なります。ご参考までに。
■デスクトップPCの背面から見た画像■

本体カバーを外す必要があるので
まず背面のネジを外します。
カバーと本体を繋ぐネジだけで良いです。
写真はネジを取り外し済みのものです。
■カバーを少し横にスライドさせた画像■

画像は途中までカバーをスライドさせた状態です。
この例ではカバーを左側まで引っ張りきると
完全に取り外す事が出来ました。
本体との「噛み合わせ部分」を意識すると外し易いです。
■カバーを外して筐体を寝かせた状態■

写真では判り易いようにハードディスクと
筐体を固定するネジを既に取り外してあります。
ミナサンにはここがまず最初の難関になると思います。
頑張ってください。
(怪我だけはしないようにね。)
カバーが左右で1枚ずつ別々に外れる筐体もあります。
そんな時は右側面のネジを外してハードディスクが取れなければ
左側面のカバーも外してネジを取る、
それでもダメなら筐体前面のカバーを取る、
(その際は大抵”ツメ”で固定されています。)
と言った感じで取り外しを進めて見て下さい。
・・・肝心な部分が大雑把な説明に見えるかもしれませんが
本当にケースバイケース過ぎるので概略を伝えています。
■ハードディスクの接続状態■

左側の幅のあるケーブルがデータ通信用ケーブル、
右側の赤・黒・黄色の線が出ているのが電源供給ケーブルです。
これは両方取り外して構いません。というより外して下さい。
特に電源ケーブルは硬いので気をつけて。
あとデータケーブルはちょっとずつ左右に揺らして
丁寧に抜いて下さい。
ハードディスクとケーブルの接続部分にピンがあり、
これが曲がると困るからです。
ちなみにデータケーブルの挿す向きは
片側の向きでしか挿せないように凸型になっています。
これら二つのケーブルの挿す抜きを後で忘れない為の
豆知識として、「赤を隣り合わせる」というのがあります。
写真では見えませんが、データケーブルの端には片側だけ
赤い線が塗ってあります。これと電源ケーブルの赤い線を
隣り合わせるようにするとオーケーなのです。
■ケーブルを抜いた状態■

ここまで出来れば第一段階クリアです。
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秋月さん、クソワロタwwwww
何気に口の悪いおじいさんwwwww
俺以前のPCは自作(友人に助けてもらったけど)だったんで、分解交換は割と気楽にやったりしましたね。
HDDが無事で、ケーブルが対応してるのなら元のPCのHDDはセカンダリに設定すれば2基設置なんて技も?
今はUSB外付けも普通にあるから余り意味無いだろうけど。
いや日ごろのバックアップは重要ですね。
秘蔵の〇〇画像なんかはさすがに……ねえ?Mさん(仮名
コメント受付日時:2006年12月27日 18:13 / 投稿者:汁粉善哉(しるこ)
こんばんは、秋月さん。
なんだかとってもMさんに親近感を覚えてしまって、思わずコメントしちゃいました(*^ー゚)b
シャワーの前に「ただいま辻原さん」と頬を赤らめ呟く描写があれば、あなたは私?とツッ込むところでしたよ。
まぁ、私が飲むのはミネラルウォーターではなく麦茶ですが。
一面のブルー。
さわやかなブルー。
そこに浮かび上がるunknown hard errorの白い文字。
コンラートの笑顔のようなさわやかさが目に痛い。ついでに脳みそも痛い。
Fack●n!Fack●n!Fack●n!
Mさんのお気持ちとってもよくわかりましてよ…涙なくしては語れません。
それにしてもHDのはずし方は参考になりました!
後半の記事も楽しみにしていますねv
コメント受付日時:2006年12月27日 20:16 / 投稿者:mina
>しるこさん
こんばんは~。遅レスすまそです。
しかし、あんなネタで笑っていただけて何より。
小難しい記事だけに最後まで読んでいただけるように
配慮したつもりでした。
しるこさんがおっしゃるネタはまさに、
「次の記事で扱う内容となる」ので読んでニヤッとして下さい。
ただし記事のスピードを上げる為に偉大なる祖父はもう登場しませんが。
それから「Mさん」は架空の人物ですよ?
>minaさん
ごめんなさい、もうちょっとだけ待っててね。
明日(今日)からやっと仕事がお休みなので。
一昨日USB外付けの機器を実家に取りに帰ったら
ありませんでした。引越しの際に友人にあげたのを忘れていました。
USB外付けの機器を神戸に買いに行きました。
「脳トレ」と「戦場の絆」にはまって時間を忘れました。。。
当然USB機器を買ったのはあくまで自分の為であって
別にMさんの為ではありませんから、
あえて言うならついでですよ、ついで。フ、フン!
続きは「お母さんのように優しい」記事を書くつもりですよ。
口の悪いおじいさんは出てきませんがご期待下さい。
ではでは。
コメント受付日時:2006年12月29日 02:57 / 投稿者:秋月らせん