手汗の改善の難しさを痛感、6年間手のひらの大量の汗に悩みながら過ごした学生生活

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手汗の悩みで進路にも支障が…
私の娘は、中学~大学1年まで、酷い手汗で悩んでいました。
友だちに「手汗すごいね。」と言われたり、何かを渡したときに「何で濡れてる?」と言われることも気にしていたのですが、
一番困ったのは試験の時でした。
手のひらに汗をかきすぎて解答用紙が湿ってしまい、消しゴムを使うと紙が破れてしまうほど。
ハンドタオルを机に置いて、手を拭きながら試験に挑みたかったのですが、
「カンニングなどの点からハンドタオルを机の上に置くのはダメ。」と先生に言われてしまい、それならば机の上に置いてもダメではないもの、
という風に考え、筆箱を吸水性の高いタオルで手作りして使わせていました。
筆箱も机の上に出してはダメということもあり、以来、服の腕の部分に吸水性の高いタオルを自然なデザインであるように縫いつけて、
その部分で手を拭きながら試験に挑んでいました。
一番たいへんだったのは大学受験。
シャーペンに高吸水タオルをピタッと貼りつけた、手作りシャーペンを愛用していたのですが、
「これを使っていると汗をかいちゃダメとかえって気にしちゃう」ということで、普通のシャーペンに変えました。
手汗は精神的なストレスが原因になることもあるので、試験の時に手のひらから汗が大量に出るのは仕方がないことだったのかもしれません。

様々な手汗治療、そして改善
手汗の対処はこういった感じでしたが、同時に根本的に治したいということで調べたところ、手汗を改善するために、
多汗症内視鏡手術という手術があるようなのですが、娘が手術をとても嫌がったので、他の改善法ということで、
手汗ケア専用パウダーなどの塗って改善することも試したり、
不安や緊張をやわらげるツボの、労宮(ろうきゅう・手のひらの中心のところ)合谷(ごうこく・人差し指と親指の付け根の骨の間での手の甲側)
を押したりしたのですが、なかなか改善しませんでした。

大学入学後に、母がお世話になっている漢方薬局で相談したところ、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)と柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
を勧められ飲んだところ、3ケ月たったあたりから手汗の量が減ってきて、試験の時も気にならないようになりました。
漢方は半年飲んで、以降飲んでいません。
娘は、大学を卒業し、今社会人1年生です。あれ以来手汗に悩むことがなくなりました。
漢方が効いたのか、精神的な変化のためかはわかりませんが、娘がお世話になった漢方薬局の方は薬剤師の免許も持っていて、
漢方薬も副作用があることを説明してくれ、色々相談しながら服薬できたので良かったです。

手汗がないってサイコー!
大学1年の時の試験で、手に汗をかかずに済んで終えることができた日に、家に帰るなり娘が私に言った言葉が忘れられません。それは、
「手汗がないってサイコー♪これからは気にせず消しゴムが使える!シャーペンの持ち方に気を使わなくても滑って落とすことがなくなる!」でした。
手汗に悩んでから丸6年、たいへんな思いをしていたのだと、娘の晴ればれとした顔をみて思いました。
そして娘とがっちりと握手、その手はサラサラです。
私は嬉しくて涙がでました。